AWS Summit Japan 2025体験記



This content originally appeared on DEV Community and was authored by Yasuhiro Matsuda

6月25日、26日に千葉県にある幕張メッセで行われたAWS Summit Japan 2025は、今年転職した影響もあり、今年はオンライン参加した。

オフライン参加を2年間経験し、昨年はAWS Community Builderとして貴重な体験をさせていただいただけに、オンラインでの参加はある意味新鮮だった一方で、AWS Summit Japan 2025のアーカイブ視聴は7/11までと短期間でセッションの様子を写真にとることもできないため、紹介づらい状況となった。

なお、AWS Summit Japan 2024は現在でもアーカイブを視聴できるため、取り扱いが今年から変化したのだろう。

今年はセッションタイムテーブルにあるようにセッションの大半が生成AIで占められるほど生成AIの活用なしには語れないような状況であったことが印象的だった。また、今までマイグレーションしづらかったソリューションについても今後対応が進んでいく流れを感じた。
VMware Cloud on AWSが再版されなくなり、VMWareワークロードをどのように移行するかについてAmazon Elastic VMware Serviceが取り上げられていたセッションや、.NETアプリケーションをどのように移行するかという問題に取り組むAWS Transform for .NETのセッションなどだ。

関連する話題として、移行戦略 (7R) の概要についてBlackBeltの資料もあるので、別途参照しておきたい。

また、個人的には、1セッションだけ取り上げられていたAmazon Aurora DSQLに注目をしている。Active/Active の単一クラスタを提供しつつ、マルチリージョン構成が可能というデータベースの可用性の限界を突破するようなワクワクする仕組みである。料金体系がDPUとストレージだけという今までと異なる仕組みなのでまだまだ実案件で利用されるまでには時間がかかるのかもしれない。

来年のAWS Summit Japanこそは現地参加したいと改めて感じた。


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